診断基準「ICD-10」について

うつ病の診断基準には、WHO(世界保健機関)が作成した

「ICD-10」

という国際的な分類表が使用されます。

まず、うつ病なのか、そううつ病なのかを見極めます。

そしてうつ病と判断できたら、その程度を診断することになります。

「ICD-10」の10項目

ICD-10では以下の10項目につき、いくつあてはまるかを判定します。


①うつ気分
②興味や喜びの喪失
③疲労感の増加
④自信の喪失
⑤無価値感や罪責感
⑥自殺など死を繰り返し考える
⑦将来に対する不安や悲観的な考え
⑧思考力、集中力、決断力の低下
⑨体重と食欲の変化
⑩不眠など睡眠の変化


上記10項目のうち、何項目当てはまるかで軽症、中等症、重症かに分類されます。

○軽症と診断される場合

①から③のうち2つ、③から⑨のうち2つが当てはまり、それぞれの症状が軽め。
日常生活や仕事を続けることが大変でも、完全にできないわけではない


○中等症と診断される場合

①から③の症状のうち2つ、③から⑨のうち4つ当てはまる。
日常生活や仕事を続けることは困難な状態である。


○重症と診断される場合

①から③の症状のすべて、③から⑨のうち4つが当てはまり、症状も重い。
日常生活や仕事を続けることは、不可能な状態である。
妄想や幻覚などの症状が伴うことがある


そして軽症か、中等症か、重症かに診断されたら、それによって処方される薬やカウンセリングの方針が決まります。

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