抗うつ薬で8割の人が感じる副作用

薬によって程度の違いはありますが、8割近くの人が口の渇き、便秘、鼻づまり、排尿困難、目のかすみなどを感じます。

ただ上記の症状は比較的軽く、1週間から10日程度で収まってきます。

「SSRI」「SNRI」は、三環系抗うつ薬や四環系抗うつ薬に比べると、副作用は少ないと言われています。

しかし、副作用がまったくないわけではありません。

副作用として比較的多いのが、吐き気、嘔吐、下痢、食欲低下、頭痛、不眠などがあります。

また不安や焦燥感が増したり、性的快感が得られにくいなどの副作用が出ることがあります。

これらの副作用は、胃腸薬や睡眠薬などで消すようにすることもあります。

「SSRI」「SNRI」には攻撃性の副作用がある

「SSRI」「SNRI」は、副作用が少なく安全な薬である、と宣伝されてきました。

そして日本国内では、100万人以上が服用していると言われています。

しかし海外では、「SSRI」「SNRI」による副作用で性格の攻撃性が増し、暴行や殺人などの事件が発生したことで裁判で争われました。

その結果、「SSRI」「SNRI」には攻撃性を高める副作用があると認定され、製薬会社が賠償金を支払う事態になっています。

日本でも厚生労働省が、家族への暴力事件等を調査したところ、薬の副作用との関係が否定できないと判断しました。

そのため「SSRI」「SNRI」には、医師に対して攻撃性の注意喚起を行うとともに、メーカーに対しても注意書きを盛り込むように添付文書の改訂を指示しました。

2009年に注意喚起の対象となったのは、パキシル、ルボックス、デプロメール、ジェイゾロフトの4社4製品と、トレドミンの計5社5製品です。

三環系抗うつ薬や四環系抗うつ薬についても、同様の注意喚起が行われました。

「SSRI」「SNRI」は発売当初から、副作用が少なく安全な薬であると繰り返し宣伝されており、多くの医師や日本うつ病学会なども副作用の少なさを積極的にアピールしてきました。

しかし動機のよくわからない殺人事件等で、抗うつ薬や抗精神病薬が関係している可能性が指摘されはじめたため、厚生労働省も注意喚起を行うようになりました。

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