うつ病は気分障害のひとつとされている

うつ病は感情と意欲の起伏に障害が起こることから「気分障害」のひとつに分類されています。

気分障害というと軽い感じに聞こえますが、意欲や感情がきちんとコントロールできないという意味であり、たんなる気分の問題ではありません。

そして気分障害は

「うつ病性障害」

「双極性障害」


の2つ区別されます。

双極性障害とは、気分が極端にハイになる状態と落ち込んだ状態になることを繰り返す障害です。

一般的には「そううつ病」と言われています。

うつ病性障害は、これまで述べてきた「うつ病」のことです。

「DSM-Ⅳ-TR」による分類

「DSM-Ⅳ-TR」は、アメリカの精神医学界が作った精神病の分類のことです。

そして日本の精神医学界でも、「DSM-Ⅳ-TR」による分類が行われています。

「うつ病性障害」は、次の3つに区別されます。


・大うつ病性障害
・気分変調性障害
・特定不能のうつ病性障害


大うつ病性障害は、ちまたでもっともよく言われる「うつ病」のことです。

「大うつ」などと名前がついていますからすごい重症のように思えますが、そういう意味ではありません。

軽症より重いという意味で「大うつ」と名付けられただけで、一般的なうつ病のことを表します。

気分変調性障害とは、気分がふさぐようなうつ状態が、慢性的にあるような状態をさします。

軽い抑うつ気分が2年以上続くが、仕事を続けたり日常生活に影響がない程度のものをさします。

特定不能のうつ病性障害とは、月経前の抑うつ気分などのことをさします。

ここにあげた分類は精神医学界の分類の知識であり、患者さんの直接の治療には関係ありません。

うつ病の基礎知識という意味で記載しました。

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